ポーカーと聞くと、日本人の多くは子供のころにやったことがあるポーカーを思いつくのではないでしょうか。
そのポーカーはドローポーカーと呼ばれ、カジノで行うゲームとは異なります。カジノで行うポーカーにも種類がありますが、一番メジャーであり、世界中で楽しまれているゲームのテキサスホールデムをここでは紹介していこうと思います。
テキサスホールデムは対ディーラーではなく、同卓したプレイヤー同士の戦いとなります。
まず、どのようなレートで勝負をするのかを決めるところから始まります。レートを上げれば、動くお金が増え、プレイヤーのレベルも上がります。好きなレートを選び、卓に着席すると、ビックブラインドとショートブラインドという役が順番に回ってきます。自分の番になると、レートに合った場代を払うことにより、ゲームが成り立ちます。
ゲームの流れは、同卓したプレイヤーにJOKERを抜いたトランプが配られます。
一人に2枚のカードが配られます。自分に配られた2枚のカードで勝負にいくのか、フォールド(降りる)のかを考えます。
勝負に行く場合は、自分がベットする前までにベットされている額以上を賭けることとなります。方法は3種類あり、まず、ベットは、前の人がいない場合に勝負に出る時に使います。そして、コールは、ベットに対して同額を賭ける場合に使います。最後にレイズは、前に出ているチップより多くのチップを賭ける時に使います。
全員のベット額が揃うと、次に3枚のトランプが中央に置かれます。手持ちのカードと中央に出ているトランプで役を作る為、最初に配られた2枚と中央の3枚を合わせて、戦えるかどうかを考え、先程行った動作を行います。
再びベッドの額が揃うと、今度は中央に1枚のトランプが出されます。手持ちの2枚と場の4枚の計6枚のうち5枚を選んで役を作ります。そこでも先程行った動作を行います。
これをもう一度行います。ここまでに一人以外全員がフォールドしていれば、残った人がチップを総取りすることができます。2人以上がチップを賭けて残っている状態であれば、場の5枚と手持ちの2枚のうち5枚を選んでできた役のうち強い方が勝ちとなり、チップを総取りすることができます。
できる役としては、何も揃っていないノーペア、2枚の数字が揃っているワンペア、2種類のペアがあるツーペア、三枚の数字が揃っているスリーカード、5枚の数字が順番に並んでいるストレート、5枚の柄が揃っているフラッシュ、ワンペアとスリーカードが揃っているフルハウス、4枚の数字が揃っているフォーカード、5枚の数字が順番に並んでおり、柄が揃っているストレートフラッシュ、A,K,Q,J,10であり柄が並んでいるロイヤルストレートフラッシュの順番で役の強さが決まっています。
カードの強さはAが一番強く、Kから数字が小さくなるにつれて弱くなっていきます。同じ役がぶつかったとしてもカードの強さで優劣がつきます。
ポーカーは相手をだますことが重要なゲームであり、どんなに弱い手であっても強い手であると相手に思わせることにより、相手をおろすことができ、勝利を掴むことができます。心理戦であり、相手がどのような癖があるのかを見抜くことも勝負の上で重要になってきます。
ポーカーはシンプルなルールながらベット額や賭けるタイミングによって、相手にプレッシャーをかけることができる究極の心理戦です。運否天賦の勝負ではなく、ポーカーが強い人は、短期間では負けていても長期的には勝つことができるギャンブルです。もちろん初心者の人が強いプレイヤーを倒すことも可能であり、大変奥が深く面白いギャンブルです。日本でも人気になりつつある為、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。